私は与理の前に立ち、目を見つめる。 「い、いつもありがとう…!これからもよろしくね!」 「っ、な、何だよ急に改まって」 「今日くらい、ちゃんと言いたいと思って」 「それだったら、俺の方が感謝してる。いつも、おいしいご飯作ってくれるし、莉亜の世話や、家事もしてもらってる。ありがとな。これからもよろしく」 「う、うん!」 「じゃ、また学校で」 「いってらっしゃい」 「いってきます……………ちゅっ」 「っ///」