昼ごはんを食べ終えると、運動場に向かった。 すると、数歩先に初陽を見つけた。 我慢できなくなって、つい連れ出してしまった。 校舎裏まで来ると、小首を傾げて不思議そうに俺を見る初陽が可愛くて、抱きしめてしまった。 初陽は怒ってたけど、素直に腕の中に収まっていた。