とは言え、勝手に連れ出して大丈夫だったんだろうか。 聞いてみると、いつ抜けても良いと言われていたらしい。 スッキリした。 今まで初陽のことも莉亜のことも言えないでいたから。 もう莉亜とも堂々と街を歩いても、誰も何も言わない。 これ以上の幸せない。