好きになっちゃダメ。



「コウちゃんは、サッカー部でしょ???」
と、逢花は嬉しそうに聞く。

「当たり前!」
光輝は、逢花の声に笑って返す。


そりゃそうだろうね。
この学校、強いみたいだし。
中学の頃、すごく上手だったし。

小学校の頃、私もサッカーしてた。
でも、中学の時に……辞めちゃったから
サッカーは…出来なくなった。

私はできなくても、
光輝は頑張ってる。



応援したい。

イコール

そばにいたい。



に、なるのかな。


でも、そばにいたのは逢花だった。

辛くて、サッカーを視界に入れたくないくらいだったから、マネージャーになる事すらしなかった。

逢花がマネージャーをしてた。

光輝の支えになってたのは逢花だったの。


だからきっと、
光輝は逢花のことを好きになったんだろうなって思ってるよ。


諦める。

中学のバレンタインの時。

私はそう決めた。