咲いた徒花

ご覧遊ばせ?

これが、貴女が呪った、罪の娘ですよ。

しぶとく生きてしまった、死に損ないですよ。

どう?
貴女様は、あたくしを、どうみるのかしら。

悲惨とはいえ、貴女の人生は、まだ、ましだ。

仮にも、姫君に生まれてこれたのだ。
人の身代わりなど、考えたことがあるまいよ。

それに比べたら、あたくしは、なんなの?

あぁ。
悲しいことに、栄華は移り変わるのね。