咲いた徒花

『頭をお上げなさい。すべて、悪いのは我が妹達です。貴女は、何ら悪いことはしておりませんよ。ですから、決して、己を責めぬように。』

ドキ。
もしかして、心を覗けたりするの?

『もし、本当に辛いことがあるならば、私をお呼びなさい。力になれるならば、出来るだけ、力になりましょう、私で宜しいならば。』

叔母様………。

『気を、強くお持ちなさい。少しは、救われるのですよ。』

分かったわ。
もう、心憂いことは、少しは、和らいだの。

『ところで、叔母様。叔母様は、何者なの?』