咲いた徒花

ん?
葵?

あ、私、知っている。
確か、お母様の異母姉だった方。
この人もまた、私の叔母様だ。

『此処は、まだ、貴女が来るべき場所ではありませぬよ。』

ど、どうゆうこと?
わけがわからないわ。

『此処は、三途の川に御座います。』

さ、三途の川ァ?
ってことは、これを渡ってしまったら、私………

『だから、私が参ったのですよ、青丹殿。可愛い姪御を守りたくてね。』