そう言えば、あうっっっうぅ、と項垂れるお姫様。
頭を抱えて、床に座り込む。その隙に!!とばかりに、永富に指示を出してお姫様を速やかに捕獲。そして靴入れのドアを開く。
『うわっ』
「あー!!だからダメって!!」
そこにあったのは、エロ本やら薄い本やらではなく、
『惨いな、これ。』
大量の不幸の手紙だった。
「だからダメだって言ったのに!!」
そういうお姫様は、慣れたのか、はたまた気にしていないのかは分からないが、見て楽しくないでしょ?里香ちゃんや雪くんに傷ついて欲しくなかったのに、とぶつくさ文句を言っていた。
多分私達が見たら嫌な気持ちになるからと配慮してくれたのだろう。
ササッと靴を履き変えた千歩が、私の手にあった大量の不幸の手紙を横取りする。
永富が、不甲斐なさそうな顔をして気が付かなくてごめんと謝っていた。
お姫様は、大丈夫!気にしていない!と笑いながら不幸の手紙を捨てに行った。
頭を抱えて、床に座り込む。その隙に!!とばかりに、永富に指示を出してお姫様を速やかに捕獲。そして靴入れのドアを開く。
『うわっ』
「あー!!だからダメって!!」
そこにあったのは、エロ本やら薄い本やらではなく、
『惨いな、これ。』
大量の不幸の手紙だった。
「だからダメだって言ったのに!!」
そういうお姫様は、慣れたのか、はたまた気にしていないのかは分からないが、見て楽しくないでしょ?里香ちゃんや雪くんに傷ついて欲しくなかったのに、とぶつくさ文句を言っていた。
多分私達が見たら嫌な気持ちになるからと配慮してくれたのだろう。
ササッと靴を履き変えた千歩が、私の手にあった大量の不幸の手紙を横取りする。
永富が、不甲斐なさそうな顔をして気が付かなくてごめんと謝っていた。
お姫様は、大丈夫!気にしていない!と笑いながら不幸の手紙を捨てに行った。


