【長完】Keeper.l

そうだ。私、


寝起きの機嫌の悪さ、定評があったんだった。しかも、全国NO.1のKの幹部達も面倒くさがるくらい。

そう。私は忘れていた。こいつらが関東トップ3くらいの強さを誇ること。だから至らなかった。強さにこの顔だ。すごい人気があるだろう。

起こされればまだ頭が痛い。変に寝たからか悪化した気がする。いや、違うわ。

外を見れば車を降りれば、物凄いギャラリーの歓声。黄色い悲鳴ってまさにこの事。これだ。普通に過ごしていれば聞かないような声の大きさ。

そう。めちゃくちゃイライラしていた。

私も全国NO.1のKの副総長だったんだ。完成やら悲鳴やらはそれくらい、慣れてる。

だけど、

「誰、あの女ー!!」

「美新参者だろ!なんでお前みたいなやつがここにいるんだよ!!」

「調子にのんな、このブス!!」

こんな野次にはあまり慣れてない。

____________やってしまったんだよ。



『お前らが一番うるせぇよ。』

つい、Kの副総長の時と同じ威圧感で言い放ってしまった。それに加え頭痛と寝起きの悪さ。

暴言を吐いたわけではない。ただ静かに私の声が響いた。きっと不機嫌オーラの方が先。もう、恐怖でしかなかっただろう。

その証拠にピタリと、声が止む。


気がついた時には挽回のしようがなく、何も気づかないフリをしてみんなに着いていくことにした。