『よろしく、…お願いします。』
3人の顔を見ながら言葉を紡ぐ。
「敬語じゃなくて大丈夫だよ」
少し迷った箇所が出ていたようで焦ったように時友に付け加えられる。タレ目な時友が眉まで困ったかのようにタレていて少し犬みたいだなんて失礼なことを思った。
『ありがとう。』
「いえいえ。じゃ、雪。」
「は〜い。永富 雪だよ。よろしくね。高一って話は確かしてたよね?明日一緒が学校に行こうねぇ〜。」
身長は大体私と同じくらい。そんなに大きくはない。170前後だろうか。小顔だな。この人も顔立ちは甘い系。カワイイ系というやつだろう。トレードマークの藍色の髪はゆるくパーマがかかっている。お洒落さんと言うやつか。
体格は細身、な気がする。脱いだら別のよう、とかではない限り。
『ええ。助かるわ。ありがとう。』
残りのひとりに目を向ける。茶髪のボブ。身長は160cm前後だろうか。小さいわけでは決してないけれど私が168あるせいで少し小さく見える。
上目遣いのようになる顔がまるで子犬系で、ああこれが大切にされるお姫様というものかと知る。
「松浦 千歩だよ!女の子増えるの嬉しい!護衛についてくれるって話、ありがとう!お世話になります!よろしくね!」
ニコニコと笑ってくる姿に、背中の辺りに犬のしっぽが見えそう。
『こちらこそよろしくね。何かあったら色々教えてね。』
「うん!まかせて!私も高一だから。一緒のクラスになれるといいね!」
「そうね。」
なれないとマズイ。切に願う。


