「じゃあ、改めて自己紹介するか。」
十勝の一言でみんなが振り返る。
「すごい勢いで龍くんが紹介してたもんね」
「あれ絶対に覚えさせる気ないって思ったよねぇ〜。」
お姫様と永富が肩をすくめる。
そうだよね、私も思ったもん。
「十勝 龍喜だ。総長をやっている。高校2年だ、よろしくな。」
茶髪の髪に金色と銀色のメッシュ。……ダッサい。せめてワンカラーにしなよ。しかし顔はいい。目を引くような美形というのはきっとこの人のことを言うんだろう。
つり目がちな切れ長の目に整った鼻筋。美形だ。
身長も高くそこそこスタイルがいい。総長というはずだから、いちばん強いはずだがそこまで体型ががっしりとマッチョなわけではない。細身なわけではないけれど。
「……相澤 輝。副総長やってる。」
金髪。彼も身長が高い。きっと十勝よりも。そしてこの人が一番体格が良い。ガッシリしている。攻撃とか重そうだ。無愛想な鋭い目つき。こちらを嫌そうに見ている顔は、敵意に反するどことなく知っている気がする甘い顔。
「輝は料理上手なんだよ。龍喜と同じ2年だよ。」
困ったような呆れたような顔をしながら補足するメガネ。
「時友 律だよ。僕も2年。参謀ポジションをやってる、かな。あとは全体的にこの倉庫の管理とか生活のことについてもやってる。なにか困ったことがあったら言ってね。
これで2年生は全員かな。」
こちらは線の細い男。サラッとしたストレートな髪の毛。顔はどことなくタレ目で柔和な印象。


