『そういえば、家賃は?金銭ってどこから出てるの?』
「お前は基本的に払わなくていい。というか、ここに住んでるやつも基本は払ってない。
出資元は主には雪と俺の家だな。」
「雪君のお家は財閥なんだ。雪くんと龍くん、2人のお家がここにお金を寄付してくれてるの。私と雪くん以外はみんなここに住んでるんだよ!」
十勝の答えにお姫様が補足する。
………なるほど。金持ちな訳か。
金持ちは、基本的に好かないが、今回はラッキーだ。
『お言葉に甘えさせてもらう。』
そう言えば、総長が頷く。
説明する、お姫様。雪…藍色か。龍くんとか言うのが総長である十勝だな。
「とりあえず、この子がここに住むことは、決まり、になったのかな?」
メガネに見られる。その視線は、あまりよく思っていないもの。
『えぇ。今日から、お世話になるわね。』
あぁ、そうそう。忘れるところだった。
『学校の手続き関係の書類、ここの住所記入してもいい?』
そう問えば、構わない、の一言が帰ってくる。
『ありがとう。』
これでとりあえずは安全を手に入れられたかな。


