私たちが旧校舎に着いた時には、もう金髪と時友は揃っていた。

各々がワイヤレスイヤホンを耳につけている。

今はグループでの電話となっているためトランシーバー代わりになりとても楽だ。

「行くぞ」

十勝の一言で頷く。

十勝、金髪、時友、私の順番で薄暗い旧校舎を駆け出した。