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イヤホンから流れる銀の甘い歌声に聞き入りながら、CDショップに駆け込むわたし。
今日は、銀のニューシングルの発売日で、ずっと前から予約をしていたものをとりにきたのだ。
銀のCDを買うのは本当に困難で、予約してgetできたわたしは、運が良すぎる。
鼻唄を歌いながら、CDショップをでたわたしは、
「わ、すいません、!」
見知らぬ男の人と思いっきりぶつかってしまい、CDを落とす。
「ああ、ごめん。こっちこそよくみてなかった」
CDを拾いながら謝ってくれたお兄さんは、マスクのせいで顔はよく見えないけれど、身長が高くて、うん。
イケメンオーラが漂っている。
でも、そんなことより落としてしまったCDのことが心配だ。
いくら袋に入ってるとは所詮袋だし。
傷ついてないかなとハラハラしながら、袋からだし確認する。
見る限り無傷なそれにホッと一息。
