「あー、まだ来てないな。
遅刻なんじゃないか?」

「珍しいねー」


ガラッ……

「はーい、ホームルーム始めるから席につけー!」

あ、先生きちゃったよ……………康太まだ寝てるのかな?笑


「えー、残念なお知らせだが、鹿島が転校した〜〜〜………//

え?なんで?昨日まで部活にいたじゃん。

何にも言ってなかったのに。どうして……


琉華は、先生の話しなんか聞こえてなかった。

急に立ち上がると教室を走って出ていった…………




琉華は全ての力を出し切って康太の家まで自転車をこいだが、もう誰も居なかった。