あとがき。

長らくお付き合い頂きありがとうございました。
ぶわっと一気に書いたのでその内大幅に修正したいと思います。
結人の初恋が実らない方が私は好きなのですが
ハッピーエンド好きの方のために↓




15年後~

『ゆうちゃん!』
『え?』

懐かしいようなでも初めて聞く呼び声に振り替えると学生服を着た細身の女の子が立っていた。
この年頃の女の子の知り合いは記憶にないが……

『あ、あの…どこかで会ったっけ?』
『初恋の種は実ったのかなぁ?ゆうちゃん』

見知らぬ女の子のはずなのに見覚えのある笑顔がとても懐かしかった。

『る、るりがき…なのか…?』
『違うよ』
『…そ、そうだよな……』
『神野るり』
『へ?』
『今は神野るりってゆうの』
『は?』
『もー!ゆうちゃんが男は嫌だって言うからるりちゃんになって会いに来てあげたってゆうのに!』
『……え…じゃ……おま…!』
『ふふふ、久しぶりぃ、ゆうちゃん!』


おしまい