伊藤佳菜子です。
080××××××××
××××@××××.ne.jp

あの後すぐに伊藤さんからメールがきていた。
急いで返信する。


メールありがとう。さっきはごめん。
最近大輔がオレと伊藤さんの仲を疑っていてあんまり会わない方がいいと思うんだ。
何かいい作戦を思い付いたらメールするから!

これでよしっと。
すぐに送信ボタンを押した。

携帯をしまおうとしたらまたメールを受信したようで画面をみる。


そうだったんだね。
色々本当にありがとう。
頼りにしてます。

彼女らしい簡潔なメールが返ってきた。
微笑ましい気持ちになり思わずニヤけてしまう。
さて、次の作戦はどうしたものか。