そして、

「洸、私あなたと出会えて本当に幸せです。」

そう言って満面の笑みをくれた。

「やっぱりお前の笑顔は、お日様みたいだな。」

それから向日葵畑に向かって、大声で

「お兄さーん!
愛するひまわりと一緒に幸せになります!」

と言って、二人で一緒に笑った。


気が付けば、どちらともなく手を繋いでいた。

ひまわりが前を向いたまま

「ねえ、向日葵の花言葉って知ってる?」

「知ってるよ。」

するとこっちを見て

「私の気持ちだから。」

少し頬を染めて言うと、直ぐに前を向いてしまった。