ひまわりのいる病室で
ベッドの横に置かれた椅子に腰掛けたタクにメールが来た。


それを見たタクはニッコリ笑ってひまわりに

「明日は来られるみたいだよ。」

その言葉にひまわりの表情が、パッと明るくなった。


タクは嬉しそうなひまわりを見て

「俺さ、最近の洸見てて思うんだ…。

一人のヒトに、あんなに一途になれるって凄いなって、羨ましいなって、

あ、一人のヒトっていうのは、勿論ひまわりちゃんのことね。

俺もいつか二人みたいな恋愛してみたいな…なんて、

俺が言わなくてもだろうけど、

アイツのこと信じて待っててやってね。」


「勿論!」

ひまわりは、頬を赤く染めながら、笑顔で即答した。