それは、腹の中身が減って座っても横に倒れてしまいそうなほどの歪だった身体を、不自然に、まるで透明な椅子に座らせているかのように、垂直に背を伸ばし、手を横にして脚を前に出し、座っていた。
その腹は赤く、少し茶褐色になっている。
そして俺は思い出したように自分の手を見る。
転んだ時に手を切って、ぬいぐるみを掴んだ、手。
掴んだ時、あいつは、グッタリとテーブルの上で、寝ていたのに。俺の手に押しつぶされて、いたのに。
それ以降、触っていないのに。
ゲームは始まった。
俺は、血をつけたことで、ひとりかくれんぼのメンバーになってしまった。

