―――――― 翌朝、会社に着いて敷地外の喫煙所で煙草を吸っていると、 同じ部署の後輩、 加藤が俺の所にやって来た。 「虎先輩、おはようございます。」 「おはよう加藤ちゃん。」 煙草を吸わない加藤がわざわざここに来たということは、俺に何か用があったのかな? 「虎先輩・・。HELPです。」 やっぱり・・。 加藤は明らかに困り顔をしていた。