「そういえば、お昼ご飯途中だったよね!」

顔を明るくさせて話題を変える。

「そうよ!あんたのせいなんだからね!急に教室を飛び出すんだから!やめてよね!まったくもう!」

プンプンと言う顔文字が浮かんできそうな顔をする。

そんな鈴菜をなだめながら教室へと向かう。

教室へと歩いていると、体育館裏が少し見えた。

そこには、男子一人しかいなかった。

晴流はどこに行ったのかな。

心配だな。

あとで探しに行こう。