突然、知らない男子に呼び出された。

顔を赤らめていて、さらにはもじもじとしている。

これは、告白だな、と冷静に思った。

教室を出てすぐに、ガタッと後ろの方で音がなった。

きっと、双子の妹である晴恋が気になってついてきたのだろう。

あの子は私に依存していると言っても過言ではないほどに、私を好きでいてくれている。

そんな資格などないと自覚しているのに、そうさせてもくれないほどに愛してくれる。

こんなに幸せなことはないだろう。

そんなことを思いながら男子についていくと、体育館裏についていた。