「そんなことないもん!!お姉ちゃんは素敵なお姉ちゃんだよ!!世界で一番のお姉ちゃんだよ!」

必死になってそう言った。

晴流にわかって欲しかったから。

お姉ちゃんしかいないということを。

お姉ちゃんが大好きだということを。

「ありがとう」

そう言って微笑んだお姉ちゃんに心底安心して、お姉ちゃんに抱かれながら眠った。