その男を皮切りに襲いかかってくる男達を次々と倒していく。
ついに立っているのは1人になった。
「ま、待て。お前は何者なんだ?!」
「我々は“道化役者“と名乗っています…。
もう、いいですよね?」
「…ぇ?」
少女は面倒くさそうに話を切り上げると
図ったかのように、警察がなだれ込んできた
「警察だ!!大人しくしろ!!
“翡翠“だな?!密輸及び拳銃保持の容疑で逮捕する!!!」
「っ?!てめぇ警察の……!」
そう睨む男を無視すると少女は、20代の男に話しかける。
「お疲れ様です。名波さん。」
「お疲れ様。
今回も助かったよ。ありがとう。」
「いえいえ。向こうは終わりましたか?」
「あぁ、無事に、ね。」
「そうですか。
…じゃあ、あとはよろしくお願いします。」