そう思って神原さんのところを見ると、可愛い顔した男の子が話しかけてきた。
知るわけないじゃん!メンバーの名前なんて!
「え、し、知りません……。
炎龍の、人ですか……?」
私のこの発言にクラス中の人達が驚いた。
…神原さんはいつもどおりだけども。
「ちょ、マジで言ってる?
奏多くんは炎龍の幹部だよねっ!!!」
幹部!!!
こんな可愛い人なのに……
…しかも何最後の声!
めっちゃ可愛い感じだったし。
語尾にハートつきそうな勢いだったよ?
ん?待って…
よく見ると理沙ちゃん達もクラスの女子もみんな奏多?君と神原さんと赤髪さんの方見て頬を染めてるし…。
まぁ、みんな美形だしなぁ…。
なんてボケーっと考えてると急に目の前に顔が現れた。
「…わ!」
『はははっ!面白れぇ〜。俺らのこと知らない人なんかいるんだな。ま、改めてよろしくなぁ〜愛柚。あ、俺は健也な。』
赤髪さんが健也さん……
ってかいきなり呼び捨てだし!!
あれ、自己紹介したっけ?
ま、いっか。
「…お前放課後屋上に来い。」
今まで黙ってた神原さんがそういった。
すると周りの女の子から悲鳴があがる。

