闇夜に笑う道化役者




ドアが開いてそこから出てきたのは


金髪に髪を染めたイケメン



…え、私こんな人に助けられたの?
いわゆる不良?

考えてなかった…。



「…誰ですか。」



「聖也だ。神原聖也。16」


せいや…。


神原ってどっかで聞いたような……?




「お前は?」


「へっ?あ、華宮愛柚です。」


「……助けたのにお礼もねーの?」




何この人なんかむかつくっ!!!
確かに助けてくれたんだけど、私は死にたかったのに…。



「……別に助けてなんて頼んでません。
それに、私は死にたかったんです。」


「そう、それだ。
なんで死にたかったんだよ。」


「……あなたに話す必要あります?
もう、ほっといてください。

てか、ここどこですか?」



早くここから居なくなりたい。


この人…神原って人の目は苦手だ。


なんでも見透かされそうで。



「…チッ 倉庫だ。炎龍のな。」