これは私、愛柚が渚高校の入学式の出来事だ








+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚+.。.:✽・゚





「……以上を持ちまして渚高校の入学式を終わります。」



やっと、終わったなぁ…
長すぎだし。


ここ、渚高校は俗に言う不良校だ。

確かに見渡す限り頭の色がカラフルだし、
制服もまともに着てる人なんかいない。

女の子もいるが圧倒的に男の子の方が多い。
大体、6対4ぐらいだろうか。


そんな高校になぜ私が入学したのかというと


ただ単に頭が足りないからだ。

…いや、単にって訳では無い。


私は中学の時はそれなりに頭もよかったし、普通の高校に行く予定だった。




しかし、それが変わったのは中2の終わり頃


私の両親が事故にあったのだ。

しかもそれは故意の事故。





つまり、殺されたのだ私の両親は。