本当はアタシ とめてもらいたかった。 「りり、お前何やってんだよ!」 「いい加減、自分傷つけるのはやめろ!」 ユウキに 止めてもらいたかったんだ。 クラブに行けば、 ユウキに会える気がしたの。 ユウキはクラブが 大好きだったから。 でも、いくらアタシが 堕ちていっても 誰もアタシを 叱って とめてくれる人は いなかった。