死神さんたちとわたし。


嫌な死に方だな。
恥ずかしくて死ぬに死ねん。





「ママー?あのお姉ちゃん誰とお喋りしてるんだろうねぇ?」
「しっ!あまり見ちゃダメよ」





近くを通った子供と母親がそう交わしてわたしの横を通り過ぎた。



「まぁ夢だからいっか。……死神さん、担いでいる鎌は使えないの?それ使ったら簡単に人殺せそうだけど」

「死神は人間を殺せないことになってんだー。この鎌は…まぁ飾り?あった方が死神っぽいってことで」




ハハハと笑った死神さんは容易く鎌を振り回してみせた。



「ってわけで慶、出会ったばっかで申し訳ないがそこのドブに落ちて死んでくれない?」