死神さんたちとわたし。

お父さんと家族団欒の時間。

お父さんが手作りしたカレイの煮付けときんぴらごぼうをペロリと平らげた。
わたしはお父さんの作る和食がとても好きだ。

小さい頃からご飯を作るのはわたしが担当していたが、仕事が休みの日にたまに作ってくれるご飯がなによりもおいしくて嬉しい。

「おいしかった。ありがとう、ごちそうさまお父さん」


手を合わせてそう言えば、お父さんは満足そうに笑った。



「一緒にご飯を食べられるなんて嬉しい。いつか慶が結婚したらこうして一緒にも暮らせなくなるのよね」


嬉しいような寂しいような、なんて笑ったお父さんの顔は眉を下げて笑っている。


「そんなお父さん…わたしね、結婚しても…

ガッシャーーーーーーーーーン!!!



押入れのある寝室から、けたたましい破壊音が鼓膜を揺らした。


「えっ…な、なに?何事?」

お父さんもわたしも、顔を見合わせてバタバタと寝室に走る。