死神さんたちとわたし。


「てかさてかさ慶、慶のお父さんって毎日何時に帰って来るの?」

「んー早い時は深夜の1時とかかなぁ。基本的に朝方だよ。夜の仕事だからね」

「…お母さん、は?」

「わたしが小さい頃に事故で死んだよ。兄妹もいないし家族はお父さんだけ」


お父さんも大変だと思う。男手だけで育ててくれたたった1人の家族だから。

そう言うと、死神さんは同情するような顔をするでもなく、ただ納得するように頷いた。


「お父さん、きっと真っ直ぐで素直で親バカなんだろうなぁ。慶が今しっかりとした人に育ってるのはお父さんのおかげなんだね」


「…っ!!」