死神さんたちとわたし。



ピシャンッ!!

思い切り理科室の戸を開けるとすごい音が鳴った。

「ヒッ!」


カーテンがすごい形に変わって震えている。
やっぱり理科室だったか。上の階から聞こえたからここなんじゃないかと思ってはいたが。

何かに驚いたのか窓際のカーテンにくるまっているようだ。背も高く大きいからカーテンが千切れそうだ。


「おい……わたしの授業の邪魔をするなと…」

「け、慶!!!聞いてくれ、人間が人形にされてるゥゥ」


声をかけると勢いよく飛び出してきてわたしの後ろに隠れた。
そしてわたしのブレザーの裾をぎゅうと掴みながら後ろから指をさした。


「人体模型だよ!生きてねぇよ!!ていうか死神が怖がってどうする!!」


140cmほどの高さの人体模型に怖がっている様子。
半分が裸、もう半分が内臓やら血管やらちょっとグロイ。



「え…人形?なんだなんだ、驚かせやがって…」


こ、こいつは…………


「大体、俺みたいな死神様にこんな子供騙しみたいなおもちゃで驚かそうなんて人間はまだまだだな。さて、学校探検を続け……
「帰れーーーーーーー!!!!!」