好きな子にしか見せない君の嬉しそうな顔を見ると、私の胸は焼き付けられる気分だった。

もう、隣にはいられないの?

そんなの、聞かなくても決まってる。

ずっと、隣にいた私はいつの間にかチェンジされて、私は置き去りにされる。

嬉しそうに話す二人に私の入る隙なんて……ない。

今までの、楽しい記憶を思い出の箱に閉じ込めて私は鎖をかけるのだ。

君も一緒だと思う。

好きという病にかかったら治らない…。

それは、皆一緒でしょ……?