親友の彼女のとなりの子







「界くん!」


「雛、どうした?」


「お昼一緒に食べたいなって思って…」


「あたしは雛の付き添いだから!」




昼休み、界と昼食を食べていると雛ちゃんと凪が自分の弁当を持って俺たちの教室に来た。




「隣座りなよ」


「うん、ありがとう」


「凪こっち座れば?」


「う、うん…///」




雛ちゃんは界の隣、凪は俺の隣の席に座って弁当を広げた。




「雛の弁当美味そう」


「お母さんが作ってくれてるんだ、でも凪は自分で作ってるんだよね!」


「え?あ、うん」


「まじか!すげぇ!!」


「凪料理できんだ、意外」




凪の弁当を覗くと彩りのいいおかずが詰まっていた。




「あ、その卵焼き美味そう、ちょーだい」


「は…!?」




俺は口を開けて待つが凪の手は動かない。




「ちょっと来て!!」


「は?おい、なんだよ」




凪は俺の腕を引っ張り、そのまま教室から飛び出した。




「どういうつもり!?」




廊下を曲がったところで壁にドンッと片手を突いて攻め立てる凪。


壁ドンかよ…




「なにが?」


「なにがって、あんなことして隠すつもりあるの!?」


「あれくらい普通だろ」


「ふ、普通じゃない!!」


「…凪こそこんなところでこんなことして、隠す気ある?誰か来るかもしれないのに…」


「あ…」




我に帰って壁から手を離す凪。




「まぁ俺はバレてもいいし、別にここで何してもいいんだけど…」


「え?や、ちょっと!」




俺は凪の頬を両手で包み込み、吸い付くようにキスをした。




「んぅ…ゃ、ぁ…」




しばらく凪の口内を味わい、唇を離すと真っ赤に蕩けた顔がそこにあった。




「もぉ…ばかじゃないの…」