旅館に付き、手続きをして部屋に向かう。
丁度キャンセルが出て取れた部屋は、中で2部屋に仕切られていて、海が少し見える部屋だった。
｢結構広いね！｣
｢海もちょっとだけ見えるよ！｣
｢中で行き来できるなんて、楽しいね！｣
澪と華が左側のスペースに入り、荷物を置きながら話す。
そして右側の龍と竜也。
｢キャンセルの割に凄い部屋だな。｣
｢俺、すでにめっちゃ楽しい！！｣
｢お前は華と居れたら何でも楽しいんだろ。｣
｢ははっ。当たり前！
でも気の使わない仲間でこうして旅行なんて楽しすぎねぇか？｣
｢まぁな。俺も楽しいよ。｣
｢･･･っ！！龍が素直･･･っ！！
澪ちゃーん！！華ちゃーん！！
大変だ！！今日、台風来るかもしんない！！｣
｢お前･･･窓から落とされたいの？｣
