悲しいという気持ちが一気に込みあがった。

こんなことがあっていいのかと思うくらいショックだった。

そして、何故か死んだ俺は家のベットで寝ていた。

母がたたき起こしに来て、今日の日付を聞くと一日前の日付を口にした。

つまり殺された前日に戻ったというわけだ。

そして、俺は殺される前にキリは言っていた。

かすれたような鳴き声でこう言ったのだ。

「次は…、ちゃんと私を先に……、殺して……。」