「馬鹿…!!何してんだよ……!!」
俺は、必死にキリに声を掛けた。
キリは、苦しそうに息をし必死に言った。
「こうするしか……なかったの…!でも…アサヒが…無事…でよかった……。」
「何言ってんだよ!今救急車呼んで……!」
すると、キリは俺の手を掴んだ。
そして、その掴んだ手はうっすらと消えかけていた。
「私ね……、とっくに死んだ人間なの……。でも…私は悪魔になって生き返って…人
を何人も殺してきたの……。」
そして、キリは空を指さした。
「満月の夜が近くなると私は、悪魔の力が制御できなくなって人を……殺して…
っ!!」
「もう、それ以上話すな!!」
「私は、やっと解放されるんだと思うとちょっと嬉しいかな……。」
「俺は、寂しいよ。」
俺は、消えかけてるキリの手を握った。
「俺は、大好きなキリの笑顔がこれからもずっとそばで見られると思ったんだ……。」
「そんなこと…言われると、私も寂しいじゃん……!」
キリの瞳から頬を伝って涙がこぼれた。
「最後に、大好きな人が傍にいてくれるなんて……。幸せだな…。ねぇ…最後に言って…好きっ
て……。」
俺は、涙を拭き君が不安にならないように笑顔を見せた。
「好きだよ…!悪魔だろうが、俺はお前が好きだ。だから、もうさよならだ……。」
キリが消えるその瞬間、キリは笑顔で呟いた。
「好きだったよ。」
俺は、必死に泣いた。
もう君に、二度と会えない悲しい気持ちが溢れだした。
俺は、涙が枯れるくらい泣いた。
もう、泣かないからせめて君のために今日は、泣くことを許してほしい……。
さよなら…。
大好きだよ……。
俺は、必死にキリに声を掛けた。
キリは、苦しそうに息をし必死に言った。
「こうするしか……なかったの…!でも…アサヒが…無事…でよかった……。」
「何言ってんだよ!今救急車呼んで……!」
すると、キリは俺の手を掴んだ。
そして、その掴んだ手はうっすらと消えかけていた。
「私ね……、とっくに死んだ人間なの……。でも…私は悪魔になって生き返って…人
を何人も殺してきたの……。」
そして、キリは空を指さした。
「満月の夜が近くなると私は、悪魔の力が制御できなくなって人を……殺して…
っ!!」
「もう、それ以上話すな!!」
「私は、やっと解放されるんだと思うとちょっと嬉しいかな……。」
「俺は、寂しいよ。」
俺は、消えかけてるキリの手を握った。
「俺は、大好きなキリの笑顔がこれからもずっとそばで見られると思ったんだ……。」
「そんなこと…言われると、私も寂しいじゃん……!」
キリの瞳から頬を伝って涙がこぼれた。
「最後に、大好きな人が傍にいてくれるなんて……。幸せだな…。ねぇ…最後に言って…好きっ
て……。」
俺は、涙を拭き君が不安にならないように笑顔を見せた。
「好きだよ…!悪魔だろうが、俺はお前が好きだ。だから、もうさよならだ……。」
キリが消えるその瞬間、キリは笑顔で呟いた。
「好きだったよ。」
俺は、必死に泣いた。
もう君に、二度と会えない悲しい気持ちが溢れだした。
俺は、涙が枯れるくらい泣いた。
もう、泣かないからせめて君のために今日は、泣くことを許してほしい……。
さよなら…。
大好きだよ……。



