「泉…?」

「どうしてだろう…結弦君は、怖くない」



むしろ、ずっとこうしていたい。


心臓の音が聞こえてしまいそうなほど大きな音でドキドキしている。



結弦君の指が私の指と交差して絡み合う。

ぎゅっと握られた。



怖くない。

すごく、ドキドキしているけど、怖くない。



「結弦君…」



あなたは一体…

私の何ーーーーー?