ずっとずっと君が好き。

あの人と出会ったのはちょうど3年前。
兄と喧嘩して家を出た。
道を泣きながら歩いていたらぶつかった。

私は自分でぶつかっちゃたのにこけて足に血がついてて
もっと泣いた。
そしたらあの人は
「大丈夫?」
「うちにおいで」
って言ってくれた。
家に行くと「座って」と言われ
ソファーに座った。
けがした足を手当てしてくれた。
あの人の家はあのとき段ボールでいっぱいだった。
「どうして段ボールだらけなの?」
って私は聞いた。
「引っ越すんだよ。執事として住み込みで働くんだ。」
「何て言うところで働くの?」
「えっ!えっとたしか矢野さんだったかな」
「いつから?」
「今日から」
「もう行くから。君もはやくおうち帰んな?ね?」
「うん」