「黒い髪、白い肌に…その赤い目。容姿からは想像もつかない程の力。…まぁ、噂は耐えない。死人やらと信じられないものもある。」 男は橋に手をつき、下から私の顔をのぞき込む。 川にうつる月は、とても不気味に…綺麗に紅くうつっていた。 「…うちのお姫様が世話になったね。」 この男の噂も、私と同じ。耐えない。