「み、美桜…!」 そう呼ぶ詩葵の顔は先程までの曇顔とは違い晴れていた。 片手で倉庫のシャッターを開けると、翠蓮メンバーであろう奴が構えていた。 …どうやら、喧嘩しに来たと思われているらしい。 こんな夜更け、…私だって想像しちゃいないよ。 「あのさ、これ。」 詩葵を私の前にやると、下っ端の奴らは手を引いた。