わたしは気まずくなって「うん…」と言って顔を下に向けた。




正直、どうしてわたしが優也くんのアルバムにのっているか聞きたかった。




でも、勝手にわたしはアルバムを見たわけだからそんなことはもちろん言えない。




それより優也…ものすごい怒ってるかも…ずっと黙ってるし…



わたしはだんだん心配になってきて謝ろうとすると




「ごめん…今まで黙ってて…」




謝ってきたのは優也の方だった。




そして優也は少し言いにくそうに




「お前もすぐ分かったかもしれないけど、
それは…




幼い頃の未来だよ…」




そう告げたのだった…