そんな声が聞こえた…



わたしはその声のする方に顔を向けると




「!!!!」




神くんと原西(はらにし)さんという女の子が抱き合っていたのだ




ズキっ!




わたしは泣きそうになってそれを見たくなくて走り出した




***




しばらく走っていると




「未来!」




夏樹くんがわたしを追いかけてきたのだ




「未来…おま「夏樹くん!わたしあの時言えなかったけど今気づいたかもしれないけど、わたし神くんのことが好きなの!」




そう叫んだ




すると…