横になって目をつぶっていると、バスルームから戻ってエイジが私の髪をなでてくれる。

そのまま唇に、エイジの唇が優しく重なっていた。


「好きだ・・・」



私はずっと寝たふりをして、そのままされるがままにしていた。

エイジはぎゅっと抱きしめてくれると、そのまましばらくして寝息を立てて眠ってしまう。





知ってるよ、ずっと前から、私のことを好きでいてくれありがとう。





「私も大好きだよ・・・」




なんで、こんな風にしかいえないんだろう・・・