「剣持部長は? もう来てる?」
「ううん、まだなんだ」
「えー、そうなんだ。じゃあ、先に中に入って待ってようよ」
期待を裏切るようで申し訳ない。ウキウキしている亜美を見ていると、もしかしたら来られないかも……なんて言えなかった。
しばらくすると、外出先からメールを見て来てくれた営業部の社員が次々と到着し、いつものような飲み会になった。それでもまだ半分も出席していない。うちの部署は人数が多いため、宴会場を貸し切ってもらったのだけれど、空いているスペースの方が目立つ。
「剣持部長、まだー? もう待てない! 電話! 松川さん幹事でしょ、電話してみて」
女性社員にせがまれたけれど、もちろん剣持部長の連絡先なんて知らない。
「今夜はちょっと忙しいって言ってて、でもでも! 遅れてくるかもしれないから」
「えー! なにそれ、主役が来ないんじゃ歓迎会にならないじゃない」
ブーブーと文句を言われて肩身が狭くなる。確かに主役がいなければ歓迎会じゃない。
「ううん、まだなんだ」
「えー、そうなんだ。じゃあ、先に中に入って待ってようよ」
期待を裏切るようで申し訳ない。ウキウキしている亜美を見ていると、もしかしたら来られないかも……なんて言えなかった。
しばらくすると、外出先からメールを見て来てくれた営業部の社員が次々と到着し、いつものような飲み会になった。それでもまだ半分も出席していない。うちの部署は人数が多いため、宴会場を貸し切ってもらったのだけれど、空いているスペースの方が目立つ。
「剣持部長、まだー? もう待てない! 電話! 松川さん幹事でしょ、電話してみて」
女性社員にせがまれたけれど、もちろん剣持部長の連絡先なんて知らない。
「今夜はちょっと忙しいって言ってて、でもでも! 遅れてくるかもしれないから」
「えー! なにそれ、主役が来ないんじゃ歓迎会にならないじゃない」
ブーブーと文句を言われて肩身が狭くなる。確かに主役がいなければ歓迎会じゃない。



