あぁ、そういえば……ここに挟んでおいてたんだっけ。
今のところビジネスホテル暮らしのため、失くすと困ると思って手帳に挟んで携帯していたのだ。
なんでこんな時に……嫌なこと思い出しちゃったな。
それを再び畳んで手帳に挟むと、まだ誰からも連絡がないスマホと一緒にバッグに押し込んだ。
十九時は刻々と過ぎて行き、十五分経った。ギュッと腕を組んで身体を縮こませ、店の前で待っていると。
「莉奈―! お待たせ、ごめん、少し遅れた?」
「亜美ぃ!」
笑顔で手を振りながら、亜美が営業部の男性社員を何人か引き連れてやってきた。誰も来なかったらどうしようかと不安にかられていたところだった。やっと来てくれた仲間に泣きたい気分になる。
今のところビジネスホテル暮らしのため、失くすと困ると思って手帳に挟んで携帯していたのだ。
なんでこんな時に……嫌なこと思い出しちゃったな。
それを再び畳んで手帳に挟むと、まだ誰からも連絡がないスマホと一緒にバッグに押し込んだ。
十九時は刻々と過ぎて行き、十五分経った。ギュッと腕を組んで身体を縮こませ、店の前で待っていると。
「莉奈―! お待たせ、ごめん、少し遅れた?」
「亜美ぃ!」
笑顔で手を振りながら、亜美が営業部の男性社員を何人か引き連れてやってきた。誰も来なかったらどうしようかと不安にかられていたところだった。やっと来てくれた仲間に泣きたい気分になる。



