時刻は十九時。
今夜は冬に逆戻りしたように冷え込む。今朝の天気予報では一日中暖かな陽気で、と言っていたけれど、コートがないと少し肌寒い。仕事を少し早めに切り上げて、一番に駅前の居酒屋へ着いたけれど、まだ誰も来ていないようだった。店の中で待っていようかと思ったけれど、なんとなく個室でひとり待ちぼうけするのも嫌だった。
早く誰かこないかな……あんなふうに言ったけど、剣持部長来てくれるよね?
誰からか連絡が来ていないか確認しようとバッグの中に手を入れてスマホを探す。すると、取り出したスマホと同時に手帳が落ちた。
ん? これは……。
手帳に挟まれた紙を見て広げてみると、それは慎一と結婚するために用意していた戸籍謄本だった。
今夜は冬に逆戻りしたように冷え込む。今朝の天気予報では一日中暖かな陽気で、と言っていたけれど、コートがないと少し肌寒い。仕事を少し早めに切り上げて、一番に駅前の居酒屋へ着いたけれど、まだ誰も来ていないようだった。店の中で待っていようかと思ったけれど、なんとなく個室でひとり待ちぼうけするのも嫌だった。
早く誰かこないかな……あんなふうに言ったけど、剣持部長来てくれるよね?
誰からか連絡が来ていないか確認しようとバッグの中に手を入れてスマホを探す。すると、取り出したスマホと同時に手帳が落ちた。
ん? これは……。
手帳に挟まれた紙を見て広げてみると、それは慎一と結婚するために用意していた戸籍謄本だった。



