「莉奈~! 私もう、毎日会社に来るのが楽しみになっちゃった!」
ブリーフィングが終わり、営業部の社員がそれぞれ解散した後、緩みまくった顔で亜美が私に話しかけてきた。
「あ、そう、それはよかったね……」
「剣持部長、イケメンだし! うーん、ちょっと表情が固いけどさ、そんなキリっとした顔も素敵だよね。歓迎会しなきゃ!」
表情が固いのは多分元々だよ。歓迎会? 私は不参加でお願いします。と心の中でぶつぶつ呟いていると、その剣持部長が無表情で私のところへやってきた。
「あの、なにか……?」
彼は相変わらず飄々としていて何食わぬ顔だ。そして椅子に座る私を見下ろした。
隣にいる亜美は、間近で見る剣持さんに目を輝かせて熱いため息をこぼしている。私はというと亜美と違ってそんな余裕はない。気まずすぎて目を合わせることもできなかった。先週のことを亜美の前でベラベラと喋りだしたらどうしようと、あれこれ考えて身構えていると。
ブリーフィングが終わり、営業部の社員がそれぞれ解散した後、緩みまくった顔で亜美が私に話しかけてきた。
「あ、そう、それはよかったね……」
「剣持部長、イケメンだし! うーん、ちょっと表情が固いけどさ、そんなキリっとした顔も素敵だよね。歓迎会しなきゃ!」
表情が固いのは多分元々だよ。歓迎会? 私は不参加でお願いします。と心の中でぶつぶつ呟いていると、その剣持部長が無表情で私のところへやってきた。
「あの、なにか……?」
彼は相変わらず飄々としていて何食わぬ顔だ。そして椅子に座る私を見下ろした。
隣にいる亜美は、間近で見る剣持さんに目を輝かせて熱いため息をこぼしている。私はというと亜美と違ってそんな余裕はない。気まずすぎて目を合わせることもできなかった。先週のことを亜美の前でベラベラと喋りだしたらどうしようと、あれこれ考えて身構えていると。



