「おはよう、莉奈」
絶望してデスクに突っ伏している私の肩を誰かがポンッと叩く。顔をあげると、そんな私とは裏腹な笑顔で亜美がニコリとしてきた。
「今日から新しい営業部長でしょ? どんな人か楽しみなんだけど!」
「え? 今日から?」
そう言われてきょとんとしている私を見るなり亜美が呆れ顔をする。
「莉奈、もしかして先週回ってきた社内メール見てないの? 河辺部長が役職定年になって後任の新しい統括部長が今日来るって言ってたじゃない」
そうだ、そうでした。思い出した! 先日、河辺部長が定年退職し、新しい部長がアカウントエグゼクティブとしてバンクーバー支社から来るらしいというメールはちらっとみた。けれど、今日からだったなんて……。
アカウントエグゼクティブとは、広告会社の営業担当責任者でクライアントと密に関わりながらニーズを引き出し、その広告を作成するにあたって製作部、媒体部からチーム編成のメンバーをアサインする。クライアントとクリエイターが円滑に仕事を進める上でなくてはならない存在だ。
絶望してデスクに突っ伏している私の肩を誰かがポンッと叩く。顔をあげると、そんな私とは裏腹な笑顔で亜美がニコリとしてきた。
「今日から新しい営業部長でしょ? どんな人か楽しみなんだけど!」
「え? 今日から?」
そう言われてきょとんとしている私を見るなり亜美が呆れ顔をする。
「莉奈、もしかして先週回ってきた社内メール見てないの? 河辺部長が役職定年になって後任の新しい統括部長が今日来るって言ってたじゃない」
そうだ、そうでした。思い出した! 先日、河辺部長が定年退職し、新しい部長がアカウントエグゼクティブとしてバンクーバー支社から来るらしいというメールはちらっとみた。けれど、今日からだったなんて……。
アカウントエグゼクティブとは、広告会社の営業担当責任者でクライアントと密に関わりながらニーズを引き出し、その広告を作成するにあたって製作部、媒体部からチーム編成のメンバーをアサインする。クライアントとクリエイターが円滑に仕事を進める上でなくてはならない存在だ。



